2009年10月26日月曜日
鉄サミットとエンパワねっと実習 総括
先日の24日、文化ゾーンにてこども鉄サミットが開催されました。
この日は朝から曇り空。
空模様の変化が心配されていましたが、雨は降り出すこともなく、
むしろ少し涼しくなったおかげで過ごしやすい1日になりました。
この地域エンパワねっと実習の中で、
僕たちのチームではずっと「地域と学生の関わり」をテーマに行動してきました。
その一環としては、今回のこども鉄サミットは一応最後の取り組みとなります。
振り返ると、この鉄サミットが龍谷祭と同日開催であるという気付きから、
立地条件を活かしてイベント同士の行き来を何とか作れないかと考えたのが始まりでした。
その後、文化ゾーンと龍谷大学の間の柵の撤去が出来ないかどうかの相談や、
龍大生という立場からの宣伝方法というものを模索してきました。
宣伝という面では、当日配布の龍谷祭パンフレットに鉄サミットのチラシをはさんで頂きました。
どうやら龍谷祭の方でも祭における地域住民との交流は目指すべきところだったようで、アポもなしにいきなり訪れたにも関わらず快く受け入れて頂いたのが印象的です。
また、結局柵を取り外すということは出来ませんでしたが、
一応柵の横に申し訳程度ですが通れる道を確保することができました。
それに、龍谷祭の道路警備の方もどうやら事情を把握して下さっていたようで、
心配していた横断歩道のない道路もむしろ積極的に渡らせて下さいました。
重ね重ね、実行委員の方には感謝です。
これらの結果はというと、僕自身1時間程度しか現場にいることが出来なかったので
あまり正確なことは言えませんが、コンサート会場で地域の方の演奏を聴いていたり、
郷土食コーナーでいとこ煮を食べていたりする大学生らしき姿もちらほらとあったように思います。
今となっては確認できませんが、それらが成果だと考えたいところです。
ただ、当初考えていたことの半分も実際に行動に移すことは出来ませんでしたし、
他にも何か良い方法があったんではないかと思うと少し残念な気持ちもあります。
地域と学生、まだまだ可能性はあるように思います。
それから、こども鉄サミット自体の目的である古代製鉄の歴史を学ぶことで住民同士の交流を図るという目的も、このイベントだけでは達成されたとは言い難いと思いますが、これを切っ掛けにして更に大きな波になっていくんではないかと感じることが出来ました。
自らの町に存在する資源を誇りに思い、それを活かした町づくりを行っていく。
改めて、僕たちのチームがお世話になっていた文化振興会さんの活動は、
エンパワねっと実習の対象としてはこれ以上ないくらい手伝い甲斐のあるものでした。
また、わがままなお願いにも丁寧に応じて下さり、凄く活動しやすかったです。
行事への参加不参加も不安定な学生を快く迎えて下さり、本当にありがとうございました。
まあ、エンパワねっと実習としての正式な活動はこれで終わりですが、
今後も個人レベルで手伝える範囲で手伝っていこうと思います。
二期生の中にも文化振興会と関わりを持つことを考えているグループがあると聞いたので、ぜひ協力しながら色んなことに挑戦してみて欲しいです。
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