12月6日、7日に中央学区で「お宝発見イベント」がありました。
この催しは、普段は公開されていないお寺の中にある「お宝」を公開したり、まちあるきツアーをすることで、多くの人にその良さを知ってもらうという企画です。
写真は7日の14時から16時のわずか2時間だけ公開された大津別院の天井画です。 (ちょっと画質は悪いですが…)
大津別院は1600年に織田信長に敵対していた教如(きょうにょ)という人が創建したそうで、重要文化財にも指定されています。創建や再建のときは大津の有力な豪商たちが金銀を寄進したこともあり、本堂や写真の天井画もとても煌びやかな造りになっています。このことから、大津のまちがとても発展していたことが分かります。
ここを訪れた方の中には「長年近くに住んでいるが、こんなすばらしいものがあるとは知らなかった。」「毎年このような企画をしてくれるんですか。ぜひしてほしいです。」といったような、とても嬉しい言葉をかけていただきました。
また、この日はとても寒く、ストーブのない所で受付や案内をしていた私たちに向って、「ごくろうさん。」「寒いのに大変やね。」と、温かい言葉もかけてくださいました。
わずか2時間で、龍谷大学のスタッフも含め、70人近くの人が大津別院に足を運んでくれました。
このすばらしい「お宝」を間近に見れて、とてもいい経験になったのではないでしょうか。